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電力料金1円不払い運動に「送電お断り」の怪 [No Nukes]

昨年12月25日、中国電力による原子力規制委員会への島根原発2号機の再稼働申請に抗議して、電気料金1円不払い運動を始めて3ヶ月になる。2月の最初の不払いについては本ブログ「原発再稼働申請に抗議の1円不払い運動を!(中国電力編)」で詳述した。
その後、3月には中国電力に最初に届け出た携帯電話番号が変更になったためか、支払期限日に中国電力の係の者が直接自宅に来て、1円を支払うことになった。私はそこで、30代くらいの男性社員になぜ1円不払いを行うのかについて詳しく説明したのだが、彼はどう見てもただの集金人には見えなかった。聞くと、中国電力の正社員だといい、中国電力の原発政策について会社の立場を立派に代弁して見せた。私は彼に、電話番号が変わったことを知らせ、新しい番号を教えた。
ところが、今月はもう2週間以上前に、1円を差し引いた電気料金を郵便局で振り込んだのに、今日まで何の音沙汰もなかった。そして今日、郵便受けにこんな郵便物が届いていた。

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去年2月まで埼玉で1年近く東電に対して1円不払い運動を行っていたときは、1円を差し引いて電気料金を払うと、10日か2週間ほどして1円のコンビニ専用振込用紙が送られてきたが、私は「電気代不払いプロジェクト」の配布している郵便局の振込用紙を利用して振り込んでいた。東電の請求書にどのようなことが書かれてあったかは記憶が定かではないが、確かに「支払期限が過ぎると電気を止めることもある」というようなことが書かれていた気もする。しかし、あくまで趣旨は「不足分を払ってください」というものだった。
ところが中国電力は、いきなり「送電お断りのお知らせ」ときた! そして「かねてより表記太枠内の電気料金についてご請求申しあげておりますが、未だお支払いの確認が取れません。」とあるが、「表記太枠内」の料金とは1円のことのようだ。しかし、今月はその督促が1度もなく、いきなりこのお知らせだ。
私はすぐ中国電力に電話を入れてみたが、すでに営業時間が過ぎており、つながったカスタマーセンターでは詳しいことが分からないので、明日、営業部署から電話するとの答えだった。
だいたい「お断り」とはどういう意味だ。
断り:承知しないこと。相手の申し出に対し拒絶すること。辞退すること。「押し売りお―」(デジタル大辞泉)
つまり、この言葉は、客である私が、もう中国電力の電気は買わないから「お断り」というときに使うのであって、売り手のほうが使う言葉ではないだろう。「新聞配達お断り」といったら、勝手にポストに入れてくる読売新聞の配達員に「もう入れてくれるな」という意味でポストに貼るのであって、新聞代が滞納しているからといって、新聞店が「あなたの家は配達お断り」とは言わないだろう。もし、朝日新聞のお店が「あなた、先月分払ってないからもう配達お断り!」なんて言ったら、こっちは「はいそうですか、では毎日新聞をとります」と言うだけ。電気はそういうわけにいかないから、やつら言いたい放題、やりたい放題だ。
こんな言葉遣いひとつにも、地域独占の上にあぐらをかいてきた電力会社の傲慢さがにじみ出ている
多分中国電力は、今までこのような例がなかったので、電気料金滞納者向けに、一度請求書を送って期日までに支払われないと、このような高圧的な請求書を送っているということなのだろう。
私に対しては、最初に電話で「1円不足」の真意を尋ね、2度目には様子を探りに営業店の正社員を寄こして「確信犯」と確認したため、3度目からは直接1円の請求書を送るようにしたのだと思う。しかし、最初の請求額のうち1円を除いた額はすでに支払っているわけだから、「かねてより表記太枠内の電気料金についてご請求申しあげておりますが」というのは当たらないし、いきなり意味不明だが高慢な「送電お断りのお知らせ」はないだろう。
明日電話があったら、そのへんのところをとことん追及するつもりだ。
すでに私の「原発再稼働申請に抗議の1円不払い運動を!」の呼びかけには大きな反響をいただいている。電気料金の1円不払い運動は、1970年代に一方的な東電の値上げに抗議して、故市川房枝参議院議員が提唱して始まった市民運動だと聞く。フクシマの教訓から何も学ばず、日本を滅亡へと導きかねない安倍政権と電力独占の原発再稼働を阻止するために、誰にでもできるこの市民の抵抗運動の輪を、全国にどんどん広げていこう!
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コメント 2

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電気使っているのに払ってないんだからそれは窃盗では?
by (2018-01-15 15:16) 

北野慶

不足分の督促が来た段階で、毎回、支払い期限日までに支払っていたので、全く違法でないどころか、電気を止められる理由もありませんでした。ちなみに、今は新電力に乗り換え、原発所有電力会社とは縁を切りました。
なお、もし仮に1円をずっと支払わなければ、最終的には電力会社側は契約に基づいて送電を止めたうえ、1円を差し押さえるという民事上の問題になりますので、窃盗などという刑事上の問題には全く該当しません。
by 北野慶 (2018-02-19 22:31) 

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