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テレビのない豊かな生活 [etc.]

昨年、テレビを捨てて(正確にはあるNPOに寄付して)から、生活が大きく変わった。
テレビを捨てたといっても、テレビ番組を全く見ないわけではない。ドラマを中心に、TVer等ネット媒体で後日大型モニターを通して試聴している。私の場合、ミステリーを中心に、ドラマは息抜き以外にも小説を書くためのヒントを得る手段でもあるので、それだけはやめられない。でも、それにしても、以前のように時間に縛られることなく、自分の見たい時間に見たい番組を見ることができるようになった。それも、録画などよけいなことをする必要もない。
そして、1日の視聴時間が半分近くに確実に減った。以前は、昼食時にながらで再放送のドラマを、ときには2時間も見ていた(数年前まではワイドショーを見たりもしていたが、アベ様ヨイショが横行するようになって以来、ばからしくなってとうにやめた)。また、食事の時間も、テレビの時間にいつのまにか合わせてするようになっていたのが、そうしたことに縛られることもなくなった。
さらに、夕食時も、早めのドラマがあればそれを見ていたのだが、たいていドラマは9時以降なので、食事をしながら、特に見たいわけでもないBSの旅番組とか、時には「世界の果てまでいってQ」とか「歌うま」みたいなバラエティーで時間を潰すこともあった。
そうしたムダな時間のつぶし方がすべてなくなった。だから、今ではワイドショーはもちろん、バラエティーのたぐいも全く見ない。報道番組も、テレ朝系のニュースを数時間遅れでたまに目にする程度だ。
おかげで、不愉快なアベシンゾウの顔を見せられ、声を聞かされる回数もめっきり減った。精神衛生上、とても好ましいことだ。
こうしてテレビと切れてみると、以前から見てはいなかったものの、弱者いじめをネタにしていじめを助長するような面白くもなんともないお笑いバラエティーや、スシ友コメンテーターが出てアベ様ヨイショしたり、芸能人の不倫や凶悪事件をあれこれ推測してほじくり返すワイドショー、さらには奥歯にものの挟まったようなじれったい報道番組等が、まるで別世界の出来事のように感じられ、それらから自由になった今の生活が豊かなものに感じられるのである。
さりとて、現実逃避をしているわけでない。必要な情報はリテラシーをもってネットから十分に得ている。
テレビは、古くから指摘されてきたように、一方向の媒体であるが故に、視聴者は100%受け身にさせられ、思考力を奪われる。そして、知らぬ間に、それによってすり込まれる世界観に染められていく。
昨年末の最高裁のNHK受信料合憲判決以来、受信料徴収率が上昇しているそうだ。これを機に、あなたもテレビのない生活に移行してみてはどうだろうか。
〈関連記事〉NHK受信料合憲判決ーテレビを捨てよう(途上国へ送ろう)!
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