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国民相互監視圧力に抗し、思想・表現の自由を行使する [Politics]

音楽評論家でラジオDJのピーター・バカランさんが昨年、「N°9 NO WAR LOVE PEACE」と書いたTシャツを着て都内を歩いていたところ警官に呼び止められ、「どこかへ抗議に行くのか?」と職務質問を受けた話は有名だが、数日前あるツイートで「全国展開する近くの大型商業施設に行った際、ザックに貼りつけてある「アベ政治を許さない」のステッカーを外すよう要求された」という新聞の投稿記事を引用しているのを目にした。店側は「それを見たお客さまが不快感を覚えるかもしれない」と主張したという。
大型商業施設がIYかAEか知らないが、冗談ではない。「それを見たお客さまが不快感を覚えるかもしれない」という予断でこんな行為がまかり通ったら、たまったものではない。茶髪の男子中高生、超ミニスカの女子中高生なんかも、「不快感を覚えるかもしれない」お客さまはきっと多いに違いないが、商業施設で店員や警備員に注意されているのを見たことはない。そんなことを言い始めたら、それこそ学校の校則のようなものを各店お客さまに配って、それを守れない客は入店拒否しなければならなくなるだろう。
公道や公共交通機関とは違い、私企業が運営する商業施設内で、例えばゼッケンを着けた複数の人々がいたら、確かに他の客に威圧感を与えるかもしれず、営業妨害になると判断して外すことを要求することはありえるだろう。しかし、大きさは知らないが、ザックに貼れる程度のステッカーで「自粛要請」とは、ここ数年の公共施設での「政治的中立性」を口実にした、政府に批判的であったり都合の悪い内容の催し物の使用禁止や後援撤回などの動きに通じる過剰反応だ。

私は3・11以来、「NO NUKES」のTシャツやバッジを着用し、周囲の人の関心を喚起しようとしてきたが、ほとんど徒労に終わっているような気がして、2013年にバッジは外し、夏だけ「NO NUKES」Tシャツを着用、反戦争法のたたかいが盛り上がった昨年は「I am not ABE I [ハート] PEACE & FREEDOM」のTシャツをつくって着た程度だった。
しかし、この一連の動きを見、かつ今夏の参院選(同日選?)以降、安倍がいよいよ改憲に向けて本格的に動き出しそうな状況下、「人々の関心の喚起」ではなく、同調圧力や自粛雰囲気に抗し、思想・表現の自由を守るために、それを積極的に行使すべく、以下のようなものを制作して普段持ち歩くリュックに着けることにした。

key2.jpg

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キーホルダーは近くのダイソーで100円で買ったもの。両面使えます。

亡国記CM.jpg


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