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南海トラフ巨大地震発生・島岡原発核爆発!ー原発の是非、もう一度考えて! [No Nukes]

熊本地震の犠牲者の方々にお悔やみ申し上げます。
被災者の方々にお見舞い申し上げます。
百年ぶりに熊本地方を襲った地震に、阪神淡路大震災以来、地震・火山の活動期に入った日本列島で、震度7の地震はいつでも、どこでも起こりうることを改めて認識しています。今回の震源は日本列島を東西に走る中央構造線の西端に位置しますが、大分県を海を渡って東に進む愛媛県にはこの断層帯の間近に、次の再稼働が予想される四国電力伊方原発があり、一方、今回の震源である布田川断層帯・日奈久断層帯に続く南西の出水断層帯の目と鼻の先には、今現在日本で唯一稼働中の川内原発があります。活断層は過去に地震を起こした跡ですが、過去にはM7クラスの地震が発生した後に、初めて活断層が確認された例も少なくないのです。原子力規制委員会の原発再稼働の審査で活断層の認定が問題になりますが、たとえただの断層さえ確認されていない場所でも、近くを震源とする地震が発生したとき、原子炉直下を断層が走ってもおかしくないということです。その時、原子炉はどうなるのでしょうか?
現在稼働中の川内原発1・2号機はともに30年を超える老朽原発ですが、中性子を浴び続ける原子炉圧力容器は30年を超えると劣化が進み、脆性破壊が起きやすくなるといいます。直下に地震による強烈な力が加わったとき、最悪の場合原子炉が破壊され即発臨界ーつまり人類がかつて経験したことのない最悪の核惨事を招くことがないとは言い切れません。そうでなくとも、原子炉を取り囲む複雑な配管がすべて無事であるとはとうてい考えられません。電源喪失によるメルトダウンは避けられないのではないでしょうか?
14日晩の地震のニュースを見て、5年前の悪夢が蘇った人も少なくないでしょう。そして、原発は大丈夫なのかと心配になった人も多いのではないでしょうか?
どうかこれを機に、国民ひとり一人が、もう一度、この地震・火山大国日本で原発を続けることの意味を、自分の胸の内に問いかけてほしいと思うのです。






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