朝いちで聴くJazz―ECMテイストなトランペットサウンド [Jazz]
ジャズというとお酒を飲みながら夜聴く音楽―というイメージが強いが、ほぼ1日中ジャズを聴いている私にとって、それは当てはまらない。しかし、朝いちばんに聴けるジャズというのもなかなかないものだ。
そんななか、私が長年、朝いちばんに聴いてきたアルバムの第1位はなんといってもKenny Wheelerの「Gnu High」(ECM 1975年)だ。Kenny Wheelerの爽やかな響きのトランペットが紡ぎ出すメロディー(特にオープニングの軽快なHeyoke)は、朝いちばんに聴く音楽として最もふさわしい。
ところで、ここ数ヶ月、朝いちばんに聴いているのが、同じECMから昨年出たオーストリアのギタリストWolfgang MuthspielのリーダーアルバムWhere The River Goesだ。ピアノにBrad Mehldau、ベースLarry Grenadier、ドラムEric HarlandのリズムセクションにトランペットのAmbrose Akinmusireが加わっている。アルバム名のとおり、清らかな川の流れのような清々しさを感じさせるアルバムに仕上がっており、朝いちサウンドにもってこいだ。最初は何気なくダウンロードしたのだが、朝いち音楽として聴き始めてはまってしまった。聴けば聴くほど味の出るアルバムだ。
ECMでトランペットのリーダー作として同じような作品としては、Ralph AlessiがサックスのRavi Coltraneを迎えたImaginary Friendsがある。また、Ralph Alessiが参加しているドイツのピアニストFlorian WeberのリーダーアルバムLucent WatersもいかにもECMらしいアルバムだ。前者はスローテンポとアップテンポの曲をバランスよく取り混ぜた構成。また、後者のタイトル「Lucent Waters」は「Where The River Goes」のイメージにも通じる透明感あふれる作品で、スローで幻想的なトーンの曲中心に構成されている。
Kenny Wheelerといえば、ECM作品ではないが、カナダの女性トランペッターIngrid JensenとサックスのSteve Treselerとのコ-リーダー作Invisible Sounds: For Kenny Wheelerは、2014年に亡くなったKenny Wheelerへのトリビュートアルバム。上述した作品らと比べるとアップテンポで躍動感あふれる曲が多いが、往年のKenny Wheelerを偲ばせる作品だ。
そんななか、私が長年、朝いちばんに聴いてきたアルバムの第1位はなんといってもKenny Wheelerの「Gnu High」(ECM 1975年)だ。Kenny Wheelerの爽やかな響きのトランペットが紡ぎ出すメロディー(特にオープニングの軽快なHeyoke)は、朝いちばんに聴く音楽として最もふさわしい。
ところで、ここ数ヶ月、朝いちばんに聴いているのが、同じECMから昨年出たオーストリアのギタリストWolfgang MuthspielのリーダーアルバムWhere The River Goesだ。ピアノにBrad Mehldau、ベースLarry Grenadier、ドラムEric HarlandのリズムセクションにトランペットのAmbrose Akinmusireが加わっている。アルバム名のとおり、清らかな川の流れのような清々しさを感じさせるアルバムに仕上がっており、朝いちサウンドにもってこいだ。最初は何気なくダウンロードしたのだが、朝いち音楽として聴き始めてはまってしまった。聴けば聴くほど味の出るアルバムだ。
ECMでトランペットのリーダー作として同じような作品としては、Ralph AlessiがサックスのRavi Coltraneを迎えたImaginary Friendsがある。また、Ralph Alessiが参加しているドイツのピアニストFlorian WeberのリーダーアルバムLucent WatersもいかにもECMらしいアルバムだ。前者はスローテンポとアップテンポの曲をバランスよく取り混ぜた構成。また、後者のタイトル「Lucent Waters」は「Where The River Goes」のイメージにも通じる透明感あふれる作品で、スローで幻想的なトーンの曲中心に構成されている。
Kenny Wheelerといえば、ECM作品ではないが、カナダの女性トランペッターIngrid JensenとサックスのSteve Treselerとのコ-リーダー作Invisible Sounds: For Kenny Wheelerは、2014年に亡くなったKenny Wheelerへのトリビュートアルバム。上述した作品らと比べるとアップテンポで躍動感あふれる曲が多いが、往年のKenny Wheelerを偲ばせる作品だ。
2019-02-11 13:27
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