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新元号不使用宣言ー新元号を書かない、言わない、使わない! [etc.]

今日、4月1日昼前に「新元号」が発表され、正午からアベシンゾウがそれに関して、得意のテレビジャックで記者会見を行うのだとか。この国以外で全く用をなさない前時代的な代物を巡って、(私はテレビがないからよく分からないが、)テレビではこの間、「平成最後のホニャララ」みたいな話で盛り上がっていたようだし、今日は恐らく、一日中「新元号フォーバー」でドンチャン騒ぎをやらかすのだろう。
私は天皇制否定の立場から、学生時代である1970年代から、原則的に元号を使用せず、西暦を用いてきた。しかし、役所や店頭で生年月日やその日の年月日の記入を求められるときなど、特に、何かの特典的なものを得ようとするときなど、ムダに相手との間に波風を立てまいとして、「明治・大正・昭和・平成」と印刷された箇所に○をして、受動的ではあれ元号を使用してきたことがあることを、正直に告白しなければならない。
しかし、今回の天皇の交代に伴う改元を機に、新元号の漢字が何になろうと、今後、生涯にわたって元号を、とりわけ新元号を一切、書かない、言わない、使わないことをここに宣言したいと思う。
元号はいうまでもなく天皇制の付随物だ。戦前は憲法に元号の規定があったが、戦後、法的根拠がなくなったものを、今日の日本会議につながる草の根極右勢力の運動の成果として、1979年に元号法が制定され法制化された。明治以来、天皇制が果たしてきた否定的役割はいうに及ばず、天皇=国王の存在は民主主義そのものに反すると私は思っている。戦前は現人神と神格化された天皇は、戦後、「人間宣言」でニンゲンに格下げされたが、マスコミは常に天皇や皇族に敬語を用いることでも分かるように、天皇・皇族は一般人より上の存在として、つまり「日本国民統合の象徴」として存在している。普通の人より上の人がいれば普通の人より下の人がいる。即ち、天皇制は差別構造に根ざした制度なのだ。そして、その天皇の在位期間に合わせて用いられるのが、不便なだけの元号というわけだ。
現天皇や次期天皇の人柄や思想がどうあれ、そのことは全く関係ない。アベやアベを支える極右ヘイト差別者集団が天皇制を熱狂的に支持し、元号にこだわるのも、現天皇や次期天皇個人への尊敬の念や崇拝ではなく、差別に根ざした天皇制という制度そのものへの執着にほかならない。
であればなおのこと、アベ「政権」によって決定される新元号など、の字が入ろうが入るまいが、使うことはできない。
新元号を書かない、言わない、使わない!

新元号不使用宣言

2019年4月1日


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